広場恐怖とは
電車での移動が厳しいため、なるべく近所の心療内科を探しました。
一件、良さそうなクリニックがあったので予約をし、受診しました。
入り口まで母親に付き添ってもらい、いざ中へ入ると、なんともいえないソワソワ感、そして冷や汗が出てきて、早く先生とお話して、楽になりたい...!という気持ちでいっぱいでした。
なるべく余計なことは考えないように、フリスクを食べたり、上着を脱いでみたり、母親のおさがりの時計を握りしめたり。目をつむって時間が過ぎるのをとにかく待ちました。
そして、予約した時間より30分後くらいに、ようやく名前が呼ばれ、急いで診察室に入りました。
先生は、まず、どんな症状が今起きているのかを私に聞き、静かに耳を傾けてくれました。
今ある症状
①電車やバスなどの乗り物に乗るのが怖い
②スーパーで混んでるレジに並べない、逃げたくなる
③とにかく、すごい脱力感
などを伝えました。
診断結果は、「広場恐怖」というものでした。
広場恐怖とは、、、
広場恐怖とは、「広場」を恐がるという意味ではなく、パニック発作を経験した人が“特定の場所や状況”を避けるようになること。
発作が起きたときにすぐに助けを求められなかったり、逃げ出せないような場所を避けるようになります。
例えば
・ 電車やバス(特に急行など停車間隔の長いもの)
・ 人ごみ
・ 地下道
・ 高速道路、高架橋(車の運転の場合)
・ 美容院、歯科
・ 屋外
などです。
《出典》utu-net
http://www.utu-net.com/panicr/about05.html